操作がとっても簡単な、カード型データベースソフト。
「マーサの読書録」
昨日の「英単剛くん」「計算健くん」と、同じ作者。
エクセルもアクセスも、何もわからなくても使えます。
読書録としてはもちろん、
住所録データ、人名データ、コレクション・データなどなど、
たくさんのデータを、記録・分類するのに使えます。
「音楽CDコレクションのデータを記録したいが、
アクセスはもちろん、エクセルも苦手で、ワードに綴っていた」
なんて人には(そういう人、意外と多い)、
ぜひ試してもらいたいです。
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1.起動
Vectorのダウンロード・ページから、ファイルをダウンロード
→解凍してできた「KANSHO.exe」を実行するだけ。
(「Kansho」というのは、「看書」という意味です。)
2.操作
初期設定で、読書録になっています。
データを入力していき、追加ボタン(A)をクリック。
これをくり返していき、
入力が終わったら、保存ボタン(B)をクリックするだけ。
(初めて保存するときは、ファイル名をつけます。)
一覧表示ボタン(C)で、一覧で内容確認したり、
データを並べ替えたり。
項目内容を変更して、新たなデータベースを作りたいときは・・・
新規作成ボタン(E)で新しいデータベースを作成し、
環境設定ボタン(D)をクリック。
「表示する項目」タブで、記入項目を書き換えていきます。
記入項目16ヶ所、ドロップダウン選択項目3ヶ所があり、
これ以上増やすことはできません。
減らしたいときは、チェックを外すだけ。
「選択項目の設定」タブで、
ドロップダウン選択項目の名前や、選択リストを設定。
新しいデータベースが、作れます。
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とにかく簡単で、パソコン初心者のかたでも、難なく使いこなせそう。
「こうなると、より便利」と思う点は・・・
(1)画像ファイルの貼り込みも、できると便利。
蔵書管理、音楽、切手、車、芸能人やスポーツ選手などなど、
データベースを登録するとき、「画像も」って思うことは多いはず。
(2)CSVファイルへのエクスポート、CSVファイルからのインポート機能があると、
エクセルなど他のソフトとのやり取りができて、活躍の幅が広がると思います。
保存ファイル「~.kan」というファイルは、テキストファイルですから、
エクセルで、関数などを使ってデータを項目ごとの列に整理すれば、
他ソフトにデータを移行することは、可能ではありますが。