エラーレベル分析(ELA)という手法を使えば、画像加工が見抜ける。
・・・という記事を見たので、試してみました。
試したWebサービスは、2つ。
「Digital Image Forensic Analyzer」
「FotoForensics」
2つのサービスで、判定結果はやや異なりますが、
使い方はほぼ同じ。
「Digital Image Forensic Analyzer」で、手順と結果を書いてみます。
「Browse」で写真を選択して、「Analyze」。
Exif情報など、いろいろな分析結果を表示してくれます。
上部メニューのうち「ELA」をクリックすると、写真の加工した痕跡を浮き立たせてくれます。
・・・ということなのですが。
元写真(加工していない)で試した結果・・・
あちこちが光っています。
デジカメ自体が、保存の際にいろいろ加工しちゃうのかもしれません。
元写真のうち、賽銭箱の左側にいる人を消してみました。
この人が覗き込んでいた写真を、ボクの昔の写真に置き換えちゃう。
ELAの結果は・・・
加工した部分は、元写真より光っていません。
他にも、顔写真の表情を変えたりして試しましたが、
加工が判別できるとは言えませんでした。
「盛った写真を判別できる」と評価している記事も多いのですが、
捏造写真の判別は、思うようにはいかないようです。