AIで個別支援計画作成

どじょ主は、放課後等デイサービス(障害児通所支援)も運営しています。
その責任者さんたちは、障害児支援について長年の経験を積んできて、研修修了でようやく資格を得たかたたち。
本来ならその知識や経験を活かして、現場の支援員さんたちの先頭に立って、指導していくべきです。
ですが実際は、あれこれの事務仕事が多くなって、なかなか現場に立てない。

子どもたちの個別支援計画を作るのも、責任者さんのだいじな仕事。
そしてその支援計画が、今年度からかなり厳しくなっています。
習い事まがいの事業所がやたら増えたので、趣旨としてはとてもいいことだと思います。
でも責任者さんたちの多くは、こういった作文がニガテだったり。
「この子にはこういうプラン」というイメージはあっても、それをなかなか文章にできない。
で、うんうんと頭を抱えることになる。
そんなところに時間をかけるのは、本当にもったいないよね。

「生成AIを使えばいいのでは?」
そう思って探してみたら、ありました。
「AI~」という、月額3万円もするサービス。
しかも、実際に申し込んで使ってみたら、AIとは名ばかり、リストからセレクトするだけの代物。
おいっ、ちょっとインチキすぎだろ。

ないなら、作っちゃえ。
ということで、「GPTで支援計画」を作りました。
エクセルとMyGPT(ChatGPT)を組み合わせて、ざっとイメージを渡せば、サクッと完成させてくれる。
「総合的な支援の方針」も、5領域の本人支援案も、GPTの調子が悪くなければ現実的な内容を返してくれます。
もちろん、修正注文もできるようにしました。

GPTにデータを渡すところを自動化するプログラムにしたのですが、ChatGPT側で変更があったのか、動かなくなっちゃった。
APIを使う方法もあるけど、そうすると利用する人たちもChatGPT有料版に入らないといけなくなっちゃう。
ちゃんと「人に投資」しているまともな事業所なら、人件費率が高くてギリギリの運営だろうから、こういうところはシビアにいかないとね。
ということで、GPTとのやりとりは手動にしました。
そのほうが無料で使えるし、責任者さんたちもAIコミュニケーションに慣れるし、逆にいいことかな(と言い訳)。

せっかく作ったから、困っている事業所さんたち、当面は無料でどうぞ、ってしてみようと思います。
「使いたいよ」というかたは、事業所名・事業所番号を書いて、以下のフォームからメッセージください。
事業所を運営していないかたは、利用したい相応の理由がある場合にかぎり、ファイルをお送りします。
https://pasokondojo.com/renraku.html

管理や開発にお金もかかるので、いずれ有料化するだろうけど…
いくらにしようかな、やっぱ月3万かな(笑)
そんな汚いことは、しません。
税込で月3,000円以下をめざしていますから、ご安心を。