転倒骨折予防

従業員さんから、欠勤の連絡がありました。
親御さんが、転倒してしまったようです。
さいわい、骨折はなかったようですが。

うちの義母は、昨日、ようやくギブスがとれて、
コルセットになり、お風呂も入れるようになりました。
あと2週間したら、治るようです。
ボケ始めたりもせず、職も失わずに済みそうで、よかった。

義母の骨折だけでなく、実家の両親も、
「転びそうになった」という話を、よくします。
「階段で」というのが多いので、
今回、義母が骨折した外階段、実家は室内の階段に、
手すりの取り付け工事をすることにしました。
全額自費になっちゃいますが、
「介護保険が利用できる」となる前に、やるべき。
もっと早く、気付くべきでした。

それにしても、「転ぶ」「転びそうになる」という話が、
ホントに多いです。

ふつうは、「予防のために、筋トレをしましょう」となりますが……
父は、スポーツクラブで筋トレもしてるし、ゴルフも続けてるし、
筋力が弱いようには、まったく見えません。
筋トレではない、何かが足りないんじゃないでしょうか。

その「何か」、ボクは「フットケア」ではないかと思っています。
フットケアと言うと、足浴とか衛生管理というイメージがあります。
「フット・ストレッチ」「フット・トレーニング」
と言ったほうがいいかも。

ボクは、毎朝のストレッチに、かならずフット・ストレッチも入れます。
運動前にも、かならずします。
足ウラや、足首まわりを何もせずに歩くのは、かなり怖い。
でも、高齢者のかたに聞くと、「しない」というほうが多い。
上半身なんかより、ずっと重要なのに。

「フットの筋トレ」っていうのも、あんまりやらない。
そもそも、裸足でストレッチや筋トレする人は、少ないです。

横浜市の介護予防事業でも、
去年は、フットケアが大幅に削られました。
たしかに、「筋トレ」はわかりやすいけど、
「フット・トレーニング」が欠けていると、
転倒リスクを減らせないんじゃないかなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)