免疫革命

「免疫革命」安保徹著
「ガン免疫力」安保徹著
「免疫力が高まる自律訓練法」河野友信著



会社の近所に、ちょっと気になる漢方薬のお店があります。
駐車場から会社までの途中にあるので、毎日様子を見てるんですが、繁盛してます。
長女のニキビ治療に試してみようということで、行ってみました。
http://www.tanaweb.co.jp/


「ごう先生」が一人ひとり丁寧に面談するので、他のお客さんがいると、けっこう待たされます。
店内には、健康関係の本が置いてあります。
その中で、「免疫革命」が気になって、読んでみました。
面白そうなので、後日、同系の本も含めて3冊読んでみました。


ふだん、漠然と「免疫」という言葉を使ってますが、健康管理士の勉強でちょっと読んだ程度。
ちゃんと説明した本を読んだのは、初めてです。
「原因不明の難病」と言われているものも含めて、その原因や治療法を説明しています。
この治療法、全国数カ所の病院で実践されてるそうです。
「ガンも、3大治療法(手術・抗がん剤・放射線)以外で充分に治せる。3大治療法は免疫値を大幅に下げるので、逆効果の場合も多い。」とのこと。
ホントに効果があるとしたら、すごいです。


ただ、安保という人の説には、「?」というところもあります。
この人の説を採ると、「薬は症状が行き過ぎた場合に、それを抑えるためだけに使う」という自然主義になります。
でも、そうだとしたら、たとえば「早めのパブロン」はなぜ効くのか、よくわからない。
カゼのひき始めに薬を飲むと、こじらせないで済む場合が多い。
そういうことは、何となく経験で知ってますよね。
でも、自然主義を採れば、(行き過ぎない限り)症状を出した方がいいことになっちゃう。


他にも、「アトピーはリラックス過剰(リンパ球過剰)で出るから、少しストレスを与えた方がいい」と書いてあるけど、そうだとしたら、ボクらの実感とちょっとズレてないかなぁ。
アトピーで苦しんでる人たちは、「ストレスがアトピーに悪い」って体感で知ってるケースが多いですよね。
精神的・肉体的ストレスがあると、アトピーがどわ~っと出てきちゃう。
だから、なかなかふつうの社会生活が送れなくて、苦しんでますよね。


「症状は、なるべく出した方がいい」というのも、アトピーやぜんそくの人たちからすると、ちょっと違う感じがすると思う。
アトピーやぜんそくって、症状を悪化させちゃうと、どんどん深みにはまってちゃう。
「ステロイドは悪」と決め付けてる「自然主義」のお医者さんにかかって、長年苦しんじゃう人も多いと聞きます。



「自律訓練法」は、満員電車など、どこでもできるので、時間がないという人にはいいんじゃないかな。
時間がある人には、ヨガの方が効果的かも。


ボクは、半年ほど、毎朝ヨガをやってます。
ハッキリと「効いてる」「健康にいい」みたいなのはないけど、何となく調子いい気がするなぁ、って感じてました。
免疫という面から見ると、ヨガ・気功・太極拳・座禅などは、とても優れた健康法になるみたいです。