ダ・ヴィンチ・コード

「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン著。

ロングステイヤーの方の置き土産の中にあったので、話題の本でもありますし、読んでみました。

キリスト教世界の人たちにとっては、自分たちの信じていた世界観に対して異議を唱えるものですから、ショッキングなのかもしれないですね。
また、理性的に受け止める人たちにとっても、世界観の検証という意味で、哲学的に興味深いものになるのだろうと思います。

しかし、「ミステリー作品」としては、どうかなぁ。
展開もスリリングとは言えないし、ボクはあんまり盛り上がれなくて、評価は低い方かな。
そもそも、「キリスト教」というのが、自分にとって身近なテーマでないせいかもしれません。
イエスを、歴史上の「人物」ととらえるのが、逆に当たり前でしたから。

ということで、オススメ度はちょっと低め(^^;