「ガイアの夜明け」というテレビ番組で、
「旅行離れ」のことをやっていました。
「パック旅行」は安くて手軽だけど、
「そういう旅行は、もういいよ」
って人が多くなったのでしょう。
バブルのころって、日本人の海外旅行熱が、すごかった。
パックで、ハワイとかオーストラリアとか。
日本人の海外旅行ブームが一段落したころ、
今度は、韓国で海外旅行ブーム。
弟とグアムに行ったとき、韓国の人たちが
ワンサカ道路を歩いてて、ビックリ。
炎天下を、1時間ぐらい平気で歩いちゃうんです。
いまは、日本人も韓国人も、そんな不思議な行動はしません。
きっと、日本人もバブルのころは、
欧米人から不思議がられてたんでしょうね。
パック旅行は、国の経済的成長とともに流行して、
精神的成長とともに、衰退するのかもしれません。
パックにかわる、新しい「旅行」の例を番組でやっていましたが、
とても興味深かったです。
安田家では、子どもが小さいころ、
2~3か月に1回ぐらい、旅行してました。
伊豆・箱根あたりの近場が多かったのですが、
長女が小学生になって、そのたびに学校を休ませてたら、
担任の先生から叱られてしまいました(笑)
それほど頻繁に旅行したけど、
そういう旅行って、
あんまり、心に残ってない。
観光名所をまわるだけの旅行って、すぐに飽きちゃいます。
「温泉」めあても、やっぱりすぐに飽きちゃう。
「おいしいもの」も、そのために旅行するほど、モチベーションが上がらない。
そういう、ありきたりの旅行じゃなくて、
自分たちらしい、手作りの旅行のほうが、
心に響いて、いろんな思いが残ります。