スロートレーニング

NHKの「ためしてガッテン」で、
「脳をだます!ラクラク最新筋トレ術」
というのをやるというので、期待して待っていました。

「脳をだまして、成長ホルモンを出させる」
=「血流を妨げて、運動する」
=「加圧トレーニング」かな?
と予想していたのですが、
もっと単純に、「ゆっくり筋トレすればいい」というもの。

種明かしをすると、「な~んだ」という感じですが、
科学的な説明があって、とってもわかりやすかったです。


去年、横浜市の介護予防事業で、運動教室をやったとき、
ボクが、講師さんたちの指導をしました。
「素人が、そんなこと、やっていいのか(^^;」
と心配もあったし、いろいろと問題もあったりしましたが、
この番組を見て、
「結果としては、なかなかいいことをやったんだなぁ」
と、ちょっとうれしかったです。

(1)セラバンドなどを使って、「1、2、3、4」で筋肉を縮め、
  「5、6、7、8」でゆっくり戻す。
(2)(1)を10回で1セット。
(3)呼吸を止めないように、声を出しながら、カウントする。
(4)戻したとき、関節をロック(ピンと伸ばすこと)しない。

これを、週に2回、3か月間つづけました。
「ためしてガッテン」のように、
目に見えて効果があった方たちが、かなり現われました。


スポーツクラブでは、いまだに
「フガッ! フガッ!」
と、勢いをつけて筋トレしている人も多いですが、
この番組がキッカケで、「スロー筋トレ」が普及してほしいです。
オススメのトレーニングです!



あと、新発見も。

ボクはこれまで、
「有酸素運動で成長ホルモンを出して、その後に筋トレをする」
と思っていました。
まったく、逆だったようで。
「筋トレで成長ホルモンを出して、それから有酸素運動をする」
というのが、体脂肪を低下させるとか。

「有酸素運動をメインディッシュに持ってくる」
というのは、ダイエットには効果大なのかもしれません。

無理な筋トレで左肩を痛めてから、
やむなく、有酸素運動メインに切り替えたんです。
そうしたら、この4か月ぐらいのうちに、
体脂肪が12%強から、9%に!
「体組成計に乗るのが楽しみ」なんて、変態っぽいか。