王診療所

行ってきました。


いろんな人のブログで、
「仙人様」とか「中国四千年の力」とか、
その奇跡の技が書かれているので、
ボロくて怪しげな診療所を、イメージしていました。


実際は、きれいなビルの1~3階です。
1階が診察関係、2階がリハビリセンター、3階は?
↓こんな感じ。


 


座れないので、ガラガラ電車なのに、ずっと立ちっぱなし。
それでも15分もすると、かなりしんどくなってきた。
乗り換えナシで行けるけど、片道1時間ちょっとだから。
最悪、電車の中でジャンパー敷いて、寝ちゃおっか。


なんて考えてましたが、
なんとか無事たどり着いて、受け付け終了。
待合のイス4人分を占領して、うつぶせ寝。
気が緩んだか、ちょっと眠ってしまった (^_^;)


「50人待ちは当たり前」って話だけど、10人ぐらいしかいなくて、
20分待ちぐらいで、診てもらえました。



診察室に入ると、ウワサの仙人様と、若い看護婦さん。
看護婦さんが、仙人様にときどき通訳しています。
「日本語がわからない」とか「仙人語を話す」というのではなく、
たんに、耳が遠いということみたい。



レントゲン見て、「それじゃ、治療しましょう」ということで、


看護婦さん「お尻をベロ~ンと出してください。」
ボク「パンツも脱ぎますか? 出でよ、レッドスネーク! (^ε;^)」


てのがお決まりですが、そんな余裕もなく。



で、ベロ~ンとお尻だして、うつぶせに。
痛いところ(坐骨のあたり)を聞かれて、いきなり注射!
いてっ! これが「謎の注射」というヤツか。
プスプスプスプス……
イタッ、イタッ、痛っ、痛っ、、、い・た・い!


ホ、ホントに奇跡の技なのか???
人のケツで、ダーツやって遊んでるようにしか思えん!
子どもが粘土に、つま楊枝刺して遊んでるのを想像してください。
無造作に、10回ぐらい、プスプス刺された。
「これだけ刺せば、1本ぐらい、的に当たるだろう」みたいな。
もしかして、「奇跡の確率」ということなのか???


 


その後、2階で牽引を15分。
まぁ、これでコロッと治るんなら、楽なもんだ。
帰りは、スキップできるかなぁ。
ドトール寄って、コーヒー飲んじゃちゃおうかなぁ。
窓辺に座って、通りを見ながら。セレブぅ~ o(^-^)o
……なんて夢を描きつつ。



ところが、ちっとも痛みが治まらない。
帰りも辛くて辛くて、溝の口で途中下車して、ベンチで伏せ寝。
床屋にも行けないから、髪はボサボサ。
まるで、ホームレスさんです。


仙人さま、まだ試練が足りないのでしょうか。。。



翌朝の様子