エクセルの補助テキスト

エクセルの補助テキストについて、
先生からご意見をいただきました。

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説明が少なく、
関数に関しても、どう入力するのかが示されておらず
オリジナルテキストの
関数が入っている状態をプリントスクリーンして
補助の説明を付けてやっているような状態です。

どうか、幼稚園生に教えるようなつもりで
もう少し詳しく、説明文を加えてくださいまし。
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とのこと。
ご意見、ありがとうございます。

じつはエクセルのことは、
ボクもちょうど悩んでいたところでして。
教室で授業をしていても、
テキストと、生徒さんの状況で、ギャップを感じることが。

このブログでの補助テキストのコンセプトは、
「あまり説明しない」としています。

なんでもかんでも、すべて手順を書いちゃうと、
生徒さんはそれをなぞることばかりになってしまって、
自分で考えてくれません。
ですので、「おおざっぱな説明」に徹しています。

レギュラーテキストや、他の補助テキストをやってきた生徒さんにとって、
「自分で考えて、苦戦してみる」というのは、
上達のための、とても重要なキッカケになります。

ワードは、それで大丈夫かなぁと思うのですが、
エクセルの場合、
「エクセルって、表を作るソフトだよね」
というような認識のまま、テキストだけ先に進んじゃうと、
「何をやってんだか、ちっともわからん」
となってしまう。

ポイントは、「関数」にあると思うんです。

エクセル2007になってから、グラフなどの表現に力が入ってきていますが、
エクセルのすごさは、何といっても、「関数」と「VBA」。
とくに、「関数」を使いこなせるかどうかが、
最初のカギになります。

ところが、ふつうの人は、「関数」なんて、
高校の数学で、もう、おしまいですよね。
「便利だ」って言われても、
日常生活で、使えないからって、そんなに困らないし。
見た目も、とーっても地味だし。
そもそも、「関数」って名前からして、ひいちゃいます。

エクセルは、市販のソフトウェアとしては、最高傑作品です。
ワードもパワーポイントも、最近は、
「Kingsoft Office や Openoffice でもいいかな」って思っちゃう。
でも、エクセルだけは、まだまだ替えがききません。
1本10万円でも、買わずにはいられない。

でも、そう感じるのって、
関数をスラスラと使いこなすようになって、
初めて「あぁ、なるほど、そうだよね」って思い始めるような。
かといって、学生時代の数学の授業でやったような、
じみ~な内容を、延々とやって、
「理解しないと、単位をやらないぞ」ってなワケにはいかないし。

すでに、補助テキストに、関数のまとめがありますが、
さらに、関数のまとめ的なテキストを、作ろうかと思っています。
いろいろな応用の前に、それをやってもらう。
そして、応用をやるときは、そのテキストを参考書代りにしてもらう。

……と、そんなことを考えています。
ただ、どうやって、それを「楽しめるもの」にするか。
ん~、難問だ。

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