現代の魔女裁判

防衛医大教授の痴漢裁判で、無罪判決が出たニュース
性的な問題って、タブーっぽくて、話題にしにくいですね。
こういう問題をブログに書くと、
「安田=変態」というイメージが、ますます強まりそうで (^^;

最初に断っておきますが、ボクが助兵衛であることは認めます、ハイ。
ですが、痴漢とか、のぞきとか、
幼い女の子に性的な興味を抱くとか、
女性を痛めつけて喜ぶとか、
そういう趣味はまったくありません。

断固として、「正統派助兵衛」を主張します! ( ̄^ ̄)エヘン
最近はずっと、修道僧のような生活だから、ちょっと鈍ってきたかもしれないけど、
でも、まだまだ同世代から見たら、ハイレベルじゃないかと ( ̄^ ̄)


大半の男性は、DNAに刻まれているとおり、助兵衛心があります。
ところが、その内容は、実に多彩。
ボクが代表を務める「正統派」ばかりではなく、「亜流」もたくさんある。
さらに、それぞれの流派に、類縁関係の強弱がありそうなんです。
たとえば、「のぞきと痴漢は類縁関係が近いが、のぞきとSMは遠い」とか。


まぁ、「のぞき」とか「ロリコン」とか「SM」とか「下着集め」とか……
正統派代表のボクには、
亜流の人たちが、そんなことを努力してやる意味が、まーったくわからん。
にもかかわらず、植草教授のように、
自分の社会的身分を賭けてまで、やる人もいる。
「おくりびと」の滝田監督も、
「痴漢電車シリーズ」というアダルト映画を撮り続けてたところをみると、
「痴漢派」に属する人なんでしょう。
「タッチ」のあだち充は、マンガの内容をみると、
「この人は、下着派だな」ってわかります。

新聞ネタになってしまうと、「特異な性的嗜好」なんて書かれるけど、
まわりを注意して見ていると、
「正統派」より、特異な嗜好のほうが多数派なのでは、と思うくらいです。
あなたのまわりの男性の、およそ半数は「特異な性的嗜好」ですよ。
そう思ったほうがいいくらい、
それくらい、性的嗜好には分派があり、
それぞれの男性が、自分の派に属しているということです。



話題が、完全にズレてしまった (;^_^A
今回の痴漢裁判は、性的な問題であるにもかかわらず、
朝日新聞読売新聞とも、社説のテーマにまでしています。
それくらい、社会的に問題となっているということでしょう。

「こういう類の事件は、被害者の証言以外の証拠が、確保しにくい。」
→「だから、被害者証言だけで、立件してしまえ。」
こういうの、「魔女裁判」と、どこが違うんでしょうか。
痴漢犯罪を野放しにしていいハズはありませんが、
一方で、物証が皆無でもどんどん立件されるのは、
法治国家として、とても恥ずべきことです。


ところで、このニュースを読んでいて、「な~んか、ヘン」って思うところが2つ。
「なんか、変だぞ」って思いませんか?



1つは、書くと反感買いそうだから、やめときます (^^ゞ
プライベートで聞かれたら、すぐに答えちゃうけど。


もう1つは、3年前にもブログに書きましたが、「問題点の所在が違う」ということ。
ボクが検察なら、「これから、どうやって痴漢犯罪を立件したら」なんて悩む前に、
JR各社や大手私鉄のトップを、痴漢ほう助で起訴しちゃう。

たとえば女子高生のスカートのように、
今にもパンツが見えそうなファッションが闊歩している。
満員電車で、そんな女の子にグリグリ押しつけられたら、
ふつうの男性だって劣情を刺激されて当然。
さらに、滝田監督の痴漢電車が、シリーズになるってことは、
「痴漢」に強い興味のある男性が少なからず存在するってこと。

つまり、
「現状では、電車内で痴漢行為が発生するのは、必然である」
ということです。

それが十分予見できるにもかかわらず、放置しているということは、
「鉄道各社の結果回避義務違反」であると言えます。


電車の車両を、「女性専用」って限定する必要はない。
「なるべく女性」「なるべく男性」「どちらもどうぞ」の3車両に分けて、
ピンクやブルーのラインを、ホームや車両にひくだけでもいい。
強制されなくたって、モラル意識の高い日本人なら、
うまく使い分けると思います。

車内放送で、頻繁に注意を促すのだっていい。
「駆け込み乗車は~」っていうのと同じくらいの頻度で、
「痴漢は犯罪です。見かけたら、捕まえてください。
被害者のために、皆様のご協力をお願いします。」
ってアナウンスすればいい。
そんな状況で痴漢するぐらいの根性があったら、
そもそも、「コソコソと痴漢」なんてしないんじゃないかな。


なんで、この程度のことを、しないんだろう。
……あ、そうか!
もしかしたら、鉄道各社のお偉いさんは、「痴漢派」代表なのかも。
だから、世の中から、痴漢行為がなくなっては困るのかもしれない。
うん、きっとそうだ。