NPO法人を集めて、委託事業の説明会を行うというので、
役所に行ってきました。
開始15分前に行ったのに、一番乗り。
座席が48も用意されていたのに、出席したのは7法人だけ。
説明の内容は……
国の緊急雇用対策のため、新規事業を提案してほしい。
経費の半分以上は、失業者雇用の人件費に使うこと。
認められれば、2年間は100%の経費を委託料として支払う。
100%!
ふつうは、良くて50%です。
すっごく、いい話!
もちろん、非営利活動でないとダメだけど、
正当な人件費なら、給料がもらえるワケです。
あなた、給料が、もらえるんですよ!
給料があれば、焼肉だって食べられるんです!
( ^)o(^ )
これまで、やりたい新規事業があっても、
最初のうちはお金が出ていくばっかり。
「投資はあるけど、給料はない」なんて、当たり前。
電話介護相談サービスだって、神奈川財団に家賃を出してもらってるけど、
みんな、タダ働きで動いています。
ああ、それなのに、
最初から、給料がもらえちゃう話なワケです。
まぁ、な~んて太っ腹なんでしょう!
ところが……
質疑応答の時間になって、NPOの方たちが質問するんだけど、
なんか、とっても態度が悪いの。
「新規事業じゃなくたって、人件費に使うんだったらいいじゃないか」とか。
「話が漠然としていて、どんな事業を提案していいか、わからない。
市役所側から、「こういう事業をしていただけないか」と提案しろ」とか。
遅刻して、財源の部分を聞き落としたクセに、
「財源はいくらなんだ。金額と、法的な根拠を説明しろ」とか。
ボクが教えてあげましょう。
お尻プリプリ法の、第134条です。
だから、何なんですか???
遅刻してんだから、あとで恐縮して、個人的に聞くのが常識。
ボクがNPOやってなくて、この会議を見てたら、
「まったく、NPOの連中って、何様のつもりだっ!」
って、NPO全部に偏見持っちゃうかも。
もともとの財源は、税金だったり、保険だったりするワケで、
そうした公的なお金をまわしてもらえる、っていう話です。
もらう側の態度とは、とても思えない。
たしかに、ふだん、苦しい財政事情の中で、
地域活性のためにガンバっているのは、よくわかります。
でも、事業ですから、「苦しい中、ガンバる」のはあったり前でしょ。
イヤなら、やめればいいんですよ。
NPOを2つやってるけど、
やりたいから、法人を設立しました。
「やらされてる」なんて思うんだったら、最初からやりません。
これまでいただいてきた助成金や委託料だって、
「なくて当たり前。もらえて、すっごくありがたい」って思います。
やりたくても、経済的な問題でなかなかチャレンジできなかったことに、
「ゆりかごを提供してあげよう」と言ってくれてるワケです。
ふだんから、そういうアイデアやスピリットがあるなら、
「ありがとございますっ!」ってなるところでしょうに。
それを、何ですか、あの態度は!
「地域のために、働いてやってる」みたいな。
ったく、何様ですか、NPOってヤツは! (`へ´)プンプン