日本語入力システム「BaiduType」に、
新しく「スリムスタイル」という入力スタイルが加わりました。
まだベータ版ですが、これによって、
「パソコン初級者も含めて、オススメの日本語入力システム」
になったと思います。
とくに、入力作業の多いかたは、
MS-IMEばかり使っておらず、一度ためしてみましょう。
少なくとも、「日本語入力って、選べるんだ!」と、視野が広がります。
※以前の紹介記事は、こちら。
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1.インストール
「BaiduType」のページで、「無料ダウンロード」をクリック。
ダウンロードしたファイルを、ダブルクリックで実行。
あとは、メッセージに従っていくだけ。
(ちょっと、時間がかかります。)
2.スリムスタイル
(以下、画像は、クリックで拡大します。)
デフォルト(初期設定)では、変換候補が横型表示のため、
いきなりだと違和感があると思います。
歯車マークをクリック→「オプション設定」で、「スリムスタイル」を
選択しましょう。
MS-IMEと同じような操作感で、使用できます。
ふつうの文章なら、変換精度もよく、ストレスが少なくなると思います。
また、まだ数は少ないようですが、ホームページから、
特殊辞書もダウンロードできます。
MS-IMEの「郵便番号辞書」は、便利ですよね。
「242-0021」と入力して変換すると、「神奈川県大和市中央」となったり。
こういう辞書ができると、うれしいのですが。
はけマークをクリックすると、スキン(デザイン)が変更できます。
好みのもの、見やすいものに変更してみましょう。
3.アドバンススタイル
つぎに、文章入力がかなり多いかたにオススメなのが、
「アドバンススタイル」。
スペースキーを押すと、変換候補を選ぶのではなく、
その段階で選ばれている候補が、いきなり決定します。
また、変換候補の番号を入力しても、いきなり決定。
つまり、「変換候補の選択と決定を、1回の入力で」ということ。
これによって、エンターキーを押す回数が減って、
入力スピードがぐっと上がります。
ただし、慣れるまでにちょっと時間がかかるかも。
スペースキーで変換候補を選択するクセが抜けず、
入力し直す場面が、かなり続いて。
慣れるまで、1週間ぐらいかかりました。
歳のせいだと思います (~_~;)
慣れてしまうと、とてもスムーズなスタイルだと感じるようになります。
4.評価
日本語入力システムは体で覚えちゃうもののため、
一度学習したものを変更するのは、かなりしんどい。
そのため、これまでのBaiduTypeは、「変更への抵抗感」がかなりありました。
今回の「スリムスタイル」は、その抵抗感をほとんどなくしています。
Google日本語入力よりも、起動スピードが圧倒的に速いし、
通常の動作も、きわめて軽快です。
とくに「アドバンススタイル」は、MS-IMEやGoogle日本語入力にはないスタイルで、
このスピード感に慣れてしまうと、もう、昔の自分には戻れません (#^.^#)
あとは、「アドバンススタイルの縦型表示」を作ってもらえたら、うれしいなぁ。