連日、PM2.5による大気汚染の問題が、ニュースになっています。
中国に近い九州地方では、かなり深刻な値になっているとか。

おもに神奈川・東京での、観測データの把握方法を、まとめておきます。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

１．環境省「そらまめ君」

日本中の、大気汚染物質の測定値を確認できます。
PM2.5にかぎらず、NO2や光化学オキシダントなどのデータも確認できます。

時間帯によっては、かなりつながりにくい。

２．神奈川県「PM2.5測定結果」

神奈川県内１８ヶ所の、PM2.5測定値の推移を、確認できます。
お役所が休みの日を除いて、毎日更新されます。

３．ツイッター
東京都環境局
神奈川県環境農政局「エコビー」

PM2.5情報を含む、環境に関するツイート。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

いくら数値がわかっても、
「その値にどういう意味があるか」なんて、ふつうは知りませんよね。

環境基準（健康上、それ以下であることが望ましい値）を、目安にするといいです。

・日本の環境基準
　年間平均＝１５μg/m3
　１日平均＝３５μg/m3

・WHO（世界保健機構）の環境基準
　年間平均＝１０μg/m3
　１日平均＝２５μg/m3

大和市役所前の、１月の平均値は１１．８μg/m3。
けっこう、きわどい数値じゃないか！　とビビりますが・・・
こういうのは季節変動もあるので、
ある程度の期間の傾向とか、例年との比較とか、冷静に判断する必要があります。

ちなみに、中国各都市での値は、数百μg/m3レベル。
ボクが子どものころの川崎市東部は、空気が薄黄色に染まっていましたが、
北京の画像を見ると、その比ではありません。
今後の健康被害が、心配です。