複数ファイルの、複数行にわたる文字列を、一括置換できるソフト。
「TextSS.net」
「ホームページのヘッダー部分を変更したいが、
すべてのHTMLファイルを手直しするのは、めんどう。」
というようなときに、便利です。
TextSSのころからお世話になっていて、
「紹介したことなかったなぁ」と調べてみたら、
今年、「TextSS.net」にバージョンアップしていました。
UTF-8、Shift-JISといった文字コードにも、ちゃんと対応しています。
優秀なソフトで、いろいろと細かい使い方ができますが・・・
最基本機能だけで、じゅうぶんありがたい(^^)
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インストールは、不要です。
Vectorのページからダウンロード
→解凍してできる「TextSS.net32.exe」または「TextSS.net.exe」を実行するだけ。
OSが32bit=「TextSS.net32.exe」
OSが64bit=「TextSS.net.exe」
OSが32bitか64bitかを調べる方法は、こちら。
詳しいマニュアル(「操作説明書.pdf」)も、付いています。
いちばーん簡単な使い方だけ、紹介します。
ためしに、↓のようなホームページを作ってみました。
これの、左側のメニューを変えたいとします。
・下から3つ目「お問い合せ」を、「よくある質問」に。
・下から2つ目「求人情報」を、削除。
すべてのページに、同じメニューが記載されており、
全ファイルを修正しなければなりません。
それを、TextSS.netにやらせちゃいます。
①変換するファイルの拡張子を、指定します。
今回はHTMLファイルなので、「*.htm;*.html」に。
②「フォルダ追加」ボタンをクリックして、フォルダを指定すると、
対象ファイルがずら~っと表示されます。
いずれか選ぶと、画面下にブラウザプレビューが出ます。
CSSファイルを使ったページでも、ちゃんと表示されます。
「テキストプレビュー」にしてやると、ソース(テキスト形式)での表示に。
変更したい部分をコピーしたら、③「次へ」。
④「検索する文字列」欄に、貼り付け。
⑤「置換する文字列」欄にも貼り付けて、こちらは希望のソースに書き換えます。
「お問い合せ」を「よくある質問」にして、
「求人情報」の行は削除して、・・・っと。
準備ができたら、⑥「次へ」。
そして、いよいよ⑦「開始」をクリック。
一つ一つ実行確認してきますが・・・
それが不要だったら、「置換候補の確認」を「表示しない」にすればOK。
すぐに終了して、「どのファイルで何ヶ所置換したか」が表示されます。
ブラウザプレビューを見て、ちゃんと書き換えられていればOK。
万一、失敗しちゃったら、「復元」ボタンをクリック。