ファイル・フォルダの変化を監視し、報告してくれるアプリ。
「WatchFile」
たとえば、
「共有ドライブで、特定ファイルが更新されたら、スマホにメールを送る」
みたいなシステムが、手軽に作れます。
ほかにも、
「完了/エラーのときにファイルを書き出す」というプログラムを動かしている場合、
外出先でそれらを検知する仕組みに、使えます。
====================================
Vectorのページからファイルを入手
→解凍してできた「WatchFileSetup.exe」を実行して、インストールします。
最後に、このまま「完了」をクリックすると、
説明書PDFとデモ画面が起動します。
「こんな感じ」というのがわかったら、閉じちゃってOK。
いろんなことができるアプリなので、
細かい使い方は、説明書PDFを参照してください。
自分がいちばん使いそうな、
「Googleドライブの指定フォルダに変化があったら、メールを送る」
という設定にしてみます。
「項目」タブ。
「とにかく変化があったら、報告」という場合は、全部チェックのままでOK。
「動作1」タブは、「変化があったら、あるプログラムを実行する」という場合。
今回は、スルー。
「動作2」タブが、メール設定です。
下図は、GメールのSMTPサーバーを使う場合です(クリックで拡大)。
なぜか、ポート番号を465にするとエラーになったので、空白(587)にしました。
「監視」タブの上部に、監視したいファイル/フォルダを、ドラッグ&ドロップ。
そして、「監視開始」ボタンをクリックしたら、あとは放置。
指定ファイル/フォルダに変化があったら、
指定の動作を実行します。
(設定に問題があるなどでエラーの場合は、黄色いマーカーで表示されます。)
ちゃんと、報告メールが届きました。
変化のたびにメールがジャンジャン送られちゃうのを防ぐため、
「メールは1時間(3600秒)に1通」という設定になっています。
これを変えたいときは、「WatchFile.ini」というファイルを探して、メモ帳などで開き、
「InhibitTime=60,3600」というところの「3600」を、指定秒数に書き換えればOK。