ウィンドウの位置やサイズを記録し、再現してくれるソフト。
「ウィンドウ位置記憶プログラム」
いろんなソフトで開いているウィンドウの、位置やサイズを記録。
ワンクリックで、それを再現してくれます。
ランチャーのように、ソフトの起動も指示できます。
また、コマンドラインからの指示もできます。
プログラムで、いろんなソフトを操作するときなど、
「毎回、まったく同じ状態でウィンドウが開かないと困る」ときに便利。
※セキュリティソフトに、マルウェア扱いされることがあります。
その場合は、除外指定をしてあげてください。
インストールは、不要です。
Vectorのページからファイルを入手
→解凍してできた「VbWinPos.exe」を実行するだけ。
例として、「ワードとエクセルの指定ファイルを、決まった状態で開く」ようにします。
事前に、指定ファイル(ソフト)を開いて、目的の状態にウィンドウを配置しておきます。
1.「新規」をクリック。
2.「ウィンドウ情報取得」をクリックして・・・
3.ワードのウィンドウをクリック。
4.適当に名前をつける。
5.起動(ファイルを開く)も実行させたい場合は、
「アプリケーション起動の適用」にチェックし、
「参照」をクリックして、ファイル(プログラム)を指定します。
6.「決定」。
エクセルファイルのほうも、同様に設定します。
設定できたら、「ファイル」メニュー→「名前をつけて保存」。
CSVファイルとして記録されます。
ワード・エクセル2つの操作を記録しましたが・・・
7.複数の記録操作を実行したいときは、「一括セット」にチェック。
8.
(1)「アプリケーション起動」=ファイルを開き、指定ウィンドウ状態にします。
※ワードはなぜか、ファイルを開くところでストップしてしまいます。
(2)「座標セット」=指定ウィンドウ状態にします。
※すでにファイルが開いている状態でなければなりません。
コマンドラインから実行することもできます。
詳細は、同梱の「VbWinPos.txt」に書かれています。
「VbWinPos /A /S /D [記録ファイル名]」という書式。
ワードは「アプリケーションを起動」では座標セットをしてくれないので、
上図のように、「/A /D」「/S /D」を分けて実行してやる必要があります。