オンラインでデータを共有できる、クリップボード拡張ソフトを探してみました。
「クリップボード拡張ソフト」については、以前紹介した「SimpleClip」の記事など
参照してみてください。

メールはGmail、ファイルはオンライン・ストレージとしているので、
自宅でも会社でも教室でも、同じ情報を使えるようになっています。
クリップボード拡張ソフトに入れているメモ類も、どこでも使えるようにしたい。

ところが、「オンラインやLAN共有のクリップボード（データが１つだけ）」は見つかっても、
「オンラインのクリップボード拡張ソフト」が見つからない。
そこで、ちょっとズルっこい方法(^_^;)　にしてみました。

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まず、ドライブレターを持った、オンライン・ストレージを準備します。
具体的には、NドライブやZumoDriveやKDriveがありますが、
安定性や、動作スピードを考えると、KDriveがオススメ。
この、オンラインのドライブレターを、かりに「X」とします。

クリップボード拡張ソフトは、「Clibor（クリボー）」を使ってみました。
Vectorからダウンロードしたファイルを解凍、そのままXドライブに入れちゃいます。
Xドライブ内の「Clibor.exe」のショートカットを、デスクトップなどに作成。

あとは、クリボーを起動して、よく使う文字列をコピーしまくるだけ。

Ctrlキーを２回押すと、クリボー窓が開きます。
使いたい文字列をクリック、または番号を入力すると、
クリップボードにコピーされ、好きなところに貼り付けできます。

クリボーには、「クリップボード」タブと「定型文」タブがあります。
保存しておきたい文字列は、右クリック→「定型文に登録」で、
「定型文」タブにコピーしておきましょう。

その他、タスクトレイ（通常は画面右下）アイコンを右クリック→「設定」で、
・自動貼り付け＝「クリップボード」タブの文字列を選択した段階で貼り付けできる。
・履歴保存＝クリボーを終了しても、「クリップボード」タブの内容を保持する。
などを、設定できます。

ほかのマシンでも、オンライン・ストレージ内のクリボーを起動すれば、
保存文字列を共有することができる、というワケです。

２台以上のマシンで、クリボーを同時起動すると、
新たに登録する文字列の更新が、チグハグになっちゃうようです。
同時起動は、避けたほうがいいでしょう。