困りごと
業者さんにクリーニングしてもらったのに、
半年もたたないうちに送風口の中が真っ黒。
お掃除機能付きエアコンだと、1台のクリーニングに 2万円前後。
5台あれば…はい、10万円コースです。
しかもネットを見てみると、
「高圧洗浄は、じつは最悪」という声も。
べつに、ピカピカじゃなくてもいい。
異臭がせず、見た目がそこそこキレイならそれでOK。
というわけで、今回は「なるべく手軽に」をコンセプトに、
自己流エアコン掃除をやってみました。
「そんなの雑菌を撒き散らすだけ!」
というお叱りもあるでしょう。
はい、そのとおり。
でもまあ、「こんなバカもいるんだな」と、
軽く笑って見ていただければ幸いです。
準備するもの
掃除は、「今年はもう冷房は使わない」 となってから。
(掃除後すぐに冷房を使うとカビが発生しやすくなります。)
それから、エアコンの説明書を出して、
「日常のお手入れ」欄を一度チェックしておくと安心です。
今回使った道具はこちら👇
- マイペット
ハイター系は水拭きが面倒なので、マイペットで。 - 使い捨てハンディモップ(ダイソー)
薄っぺらいタイプで、内部まで届いてちょうどいい。 - ホチキス(モップがはずれないように、数カ所とめます)
- 柄つきブラシ(細くて内部に届くもの)
- 筆(細部の掃除用)
- 雑巾
手順
- 暖房殺菌
温度設定・風量を最高にして、1時間ほど運転。
カビの殺菌効果を狙ってます。 - コンセントを抜く
忘れやすいので、要注意。 - ルーバー等の取り外し
絶対にムリはしない。事前に写真を撮っておくと◎。 - 外したルーバーを洗って干す
マイペットでブラシがけ→水洗い。 - 送風ファンのブラシがけ
片手でファンをくるくる回しながらブラシでこすります。 - 内部のモップがけ(乾拭き)
ハンディモップでざっとホコリを落とします。 - マイペット掃除(湿拭き)
モップにマイペットを付け、送風ファン→内部の順に。 - 細かいところの掃除
筆にマイペットを付けて、隅っこや細かい箇所をなでるように。 - 仕上げのモップがけ(乾拭き)
新しいモップに交換して、送風ファン→内部を拭き取り。 - 雑巾がけ
残った汚れを丁寧に拭き取ります。細かいところはほどほどに(笑) - 組み立て
取り外したルーバー等を元通りに。取り付け方がわからなくなったら写真を見て。 - 送風乾燥
コンセントを挿して、1時間ほど送風運転で乾燥させます。
感想
お掃除機能付きエアコンって、
構造がやたら複雑なんですよね。
素人が分解できるところが、少なすぎる。
下手に外すと「もう戻らない」なんてことも。
今回やってみて思ったのは、
シンプルな冷暖房機能だけの機種のほうが、
お手入れもラクで、結果的に維持しやすいんじゃないかということ。
うちのエアコンは左右ルーバーが外せず、
細かい部分の掃除がとにかく大変でした。
よく見ると、細かい汚れは残っているけど、
そこは広い心で受け入れてあげましょう。
自分で掃除すると、終わったあとに出てくる風の“さっぱり感”は格別。
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