インターネットエクスプローラ9のベータ版を、試してみました。
「高速」という触れ込みなので、楽しみ。
1.インストール
まず、OSがXPでは、インストールできません。
VistaかWindows7であることが必須。
IE9のダウンロードページ(こちらをクリック)を開き、
Internet Explorer 9ホームの「ダウンロード」↓をクリック。
言語選択のページになります。
「日本語」のところで、ドロップダウン(▼)からOSを選び、
「ダウンロード」をクリック。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストールします。
インストールにかかる時間は、長い。
しかも、再起動を要求されるし。
このへんは、相変わらず不親切ですねぇ。
2.使用感
起動すると、これまでのボタンだらけとは違って、
スッキリしたウィンドウ。
↓アドレスバーに直接キーワードを入力して、検索できます。
Google
Chromeとデザインが似ているので、
Chromeで慣れている人には、とても使いやすいと思います。
起動は、速いです。
ふだん訪れているページを表示させてみましたが、
これまでのIEとは違って、ストレスなく表示されます。
ブラウザの性能とはちょっと違いますが、
Speed
Testのページで回線速度を計測してみました。
Chromeのような「先読み」は、していないようです。
ただ、「IEエンジンでないと正しく表示できなかったページ」が、
正しく表示・操作できなくなっています。
具体的には、新生銀行など、ネット銀行のログインしてからの操作。
そもそも、「IEでないと、正しく表示されない」ということ自体が問題なので、
IE9の不具合ということではありませんが……
むしろ、こういった「使えないページ」が淘汰されるキッカケになるかも。
==============================
結論としては……
実際の使用感では、Chromeのほうが速く感じます。
でも、インターネットエクスプローラのファンの人には、
起動やページ表示が格段に速くなって、
うれしいバージョンアップになるんじゃないかと思います。
デザインが大幅に変わって、初心者は、最初は戸惑うかもしれません。
でも、すぐ慣れるし、慣れたらこっちのほうがよくなります。
正式版が出たら、ぜひバージョンアップしてみてください。