Paint.NETでPhotoshopブラシを使う

Paint.NETで、Photoshopのブラシを使う方法です。

Paint.NETには、デフォルトでは、カスタムブラシがありません。
お好みの画像を、ブラシとして登録できるようにします。

さらに、ネット上にたくさん公開されている、
Photoshopブラシファイル(abrファイル)を、使えるようにしてみます。

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1.カスタムブラシ・プラグインのインストール

「Custom Brushes Mini」というプラグインを入れます。
こちらのページで「Download」をクリックして、ファイルを入手
→解凍すると、いろんなDLLができます。

Effectsフォルダ内の「CustomBrushesMini.dll」を、
Paint.NETの「Effects」フォルダに入れます。
(通常は、Program Files>paint.net>Effects)

Paint.NETを起動。
「効果」メニュー→「Tools」→「CustomBrushesMini…」で、
お好みの画像(透過PNGファイル)を、ブラシとして使えます。

※ブラシ用PNGファイルの保存場所
ドキュメント>paint.netユーザーファイル>Custom Brushes 内に保存します。
「Custom Brushes」フォルダ内に「_◯◯」(最初に半角アンダーバーが必要)フォルダを作って、
その中にPNGファイルを保存すれば、ブラシをカテゴリー分けできます。

2.Photoshopブラシファイルの用意

ブラシファイル(abrファイル)は、
たとえば、DeviantArtサイトで「◯◯ abr」で検索するなどして探します。

今日は、Brusheezyサイトから、こちらのブラシをいただくことにします。

「Free Download」をクリックしてファイルを入手
→解凍すると、「~.abr」ができます。

3.abrファイルのPNG化

abrViewer.NETというソフトを使って、
abrファイルをPNGファイルとして保存します。

こちらのページで、「Download」をクリック
→入手したファイルを解凍。

「abrViewer.NET.exe」が、実行ファイルです。
起動して、「File」メニュー→「Open brush sets」で、
2で用意したabrファイルを開きます。

26枚のブラシ画像が、ありました。

「Export」メニュー→「Thumbnails」で、
「Custom Brushes」フォルダ内に「_植物」というフォルダを作り、
その中に保存してみました。

Paint.NETを再起動し、「効果」メニュー→「Tools」→「CustomBrushesMini…」。
右上で「_植物」カテゴリーを選ぶと、保存したブラシが並びます。