現代の解体新書、「Body Browser(ボディ・ブラウザ)」の紹介です。
Googleの実験的な試み(Google
Labs)で、まだ正式版ではありません。
(以下、図はクリックで拡大します。)
まず、WebGLという技術をサポートしているブラウザを
インストールしなければなりません。
こちらのページから、「Google Chrome (BETA)をダウンロード」をクリックして、
Google
Chromeバージョン9(現在ベータ版)をインストールします。
Chromeを再起動してから、
「Body
Browser」のページを開きます。
↑図の左側に、Google
Mapsのようなコントローラが出ます。
移動回転コントローラを使ってもいいですが、
画像内でドラッグしても、移動回転ができます。
AモードとBモードの2つがあり、
Aモード(初期設定)では、つまみを下にスライドすることによって、
人体を徐々にひん剥いて(笑)いきます。
さっそく、ひん剥いてみましょう。
筋肉が出てきました。
からだの一部をクリックすると、その部位の名称(英語)がでます。
すごいっ!!
たとえば、上図は「中殿筋」をクリックしたところ。
下図は「棘下筋(きょっかきん)」をクリックしたところ。
どちらもマイナーな筋肉ですが、ためしに指圧してみてください。
マイナーなくせに、故障の原因になっていることが多い筋肉です。
たとえば「腰痛だ」という人の中殿筋を指圧すると、ものすごく痛がったり。
こういうときは、脊柱起立筋より中殿筋を揉みほぐしてやるといいです。
……脱線してしまいました(^^;ゞ
Bモードは、からだの各系を個別に表示させます。
骨格でも血管でも、一部をクリックすると、その部位の名称が出ます。
おもしろいです!
ただ、パソコンの性能が低いと、表示できないかもしれません。
自宅のマシンのうち、WinXPのほうでは、ひん剥いていくことができませんでした。