仮想デスクトップ・ソフト(2)

先日、「Pageicon」という仮想デスクトップ・ソフトについて書きましたが、
今日は、「Dexpot」という仮想デスクトップ・ソフトについてです。

各デスクトップに対する設定自由度が高く、とても評判がいいようです。
「Pageicon」では、デスクトップ上のアイコンは、どの仮想デスクトップでも同じになりますが、
「Dexpot」では、各仮想デスクトップで、別々の壁紙やアイコンはもちろん、
スクリーンセーバー、解像度などまで、変更できます。

日本語化は可能ですが、元が外国語なので、ちょっとわかりにくいところも。
「自由度が高いほうがいい」というかた向け。

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「Dexpot」のダウンロード・ページで、目的のバージョンをダウンロードします。
通常は、のところの「Stable version ~」をダウンロードします。
下の方(印のところ)にある「~ Portable (USB stick)」は、ソフトをUSBメモリなどで持ち歩きたいとき。
「Dexpot 1.4」は、Win98など古いWindowsにインストールしたいとき。

インストール作業の途中で、「DriverScanner 2012をインストールするか」と聞いてきます。
とくに必要がなければ、「インストールしない」を選びます。

次に、日本語化。
「Dexpot」が起動していたら、タスクトレイアイコンを右クリック→「Exit」で、
いったん、終了します。

「日本語化工房」というサイトの、「Dexpot」のページで、
印のところから、該当するバージョンのものをダウンロード。

解凍してできる「japanese.dxs」を、「Dexpot」をインストールしたフォルダ内の「sprache」フォルダに
入れます。
(通常は、「C:\ProgramFiles\Dexpot\sprache」フォルダにコピー。)

これで、「Dexpot」を起動して、以下のように日本語を選択すると、
メニューの多くが日本語になります。

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大まかな設定方法としては・・・
タスクトレイ・アイコンを右クリック→「Setting」。

「全般」項目>「使用言語」で、日本語を選びます。
仮想デスクトップの数も、ここで設定。
ほかの項目も、好みでチェックを入れておきます。

「操作」項目では、ホットキーや、マウスでの切り替え設定ができます。
下図では、各デスクトップへの切り替えホットキーとして、
「Alt+数字」を設定しています。

「デスクトップ切替」項目では、
デスクトップアイコン、壁紙(デスクトップの背景)、画面解像度、スクリーンセーバー
といった項目を、仮想デスクトップごとに変えるかを、設定できます。

また、タスクトレイ・アイコンを右クリック→「Configure desktops」で、
各仮想デスクトップごとにパスワードを設定したり、スタートアップを設定したりもできるので、
複数のIDでログオンして、画面を切り替えながら作業しているかのように、
使い分けることができます。