劣化した画像の修復

画像ファイルのノイズを、修復するソフト。

DenoiseMyImage

上記Vectorのリンクから、ダウンロード→インストールします。

本来の使用目的は、デジタルノイズの除去ですが・・・
Vectorの説明では、「画質の劣化を修復」とあるので、
ためしに、
(1)圧縮率を上げすぎてしまった場合。
(2)小さい画像を拡大した場合。
の劣化について、修復してみました。

これまで紹介した、「くっきりんこ」「Jpeg Enhancer」と、比較してみます。

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「DenoiseMyImage Free(無料版)」を起動すると、最初にサイトの紹介が出ます。
15秒間待たされて、ソフトが起動。
言語を「Japanese」でインストールしても、ほとんど英語なので、
右側のスライドをテキトーにいじって、画像がキレイになるところを探します。

(1)元画像は、ふつうに撮影した画像を、Jpegの圧縮率を10%で保存したものです。
Jpeg独特の、ブロック化が目立ちます。
これを、3つのソフトで修復してみました。
(↓クリックで拡大)

「ブロック化の解消」という点では、「Jpeg Enhancer」が優秀。
「くっきりんこ」は、画質というより、「画像の明瞭化」が目的のソフトなので、
ブロック化は解消しません。

「DenoiseMyImage」は、目元の鮮明度を優先してみました。
そのため、色合いがちょっとヘンです。
目的に応じて、手ごろな位置に調整できます。

(2)元画像は、一度4分の1サイズに縮小し、それを元のサイズに拡大したものです。
ボケた画像になります。
(↓クリックで拡大)

今回は、「Jpeg Enhancer」はうまく機能しません。
「くっきりんこ」は、ブロック化がない分、自然な感じの「明瞭化」になっています。

「DenoiseMyImage」は、同じく目元の鮮明度を優先してみました。
色合いがヘンですが、(1)ほどの違和感はありません。
目的に応じて、手ごろな位置に調整できます。

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「DenoiseMyImage」は、目的に応じて画像調整できるところがポイント。
ただ、「劣化した画像を修復」という点では、ビミョーな結果のように思います。