MS Office2007または2010で、
名字などで使われる、特殊な文字を出す方法です。
たとえば、「吉」の異体字(「土」の下に「口」)とか、
「喜」の異体字(「七」が3つ)とか。
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1.フォントのインストール
フォントは、「IPAmj明朝」というフォントになります。
「文字情報基盤整備事業」サイトの、いちばん下を表示。
IPAよりも「窓の杜」のほうが、ダウンロードが圧倒的に速いので、
「窓の杜」のリンクをクリック。
「DOWNLOAD」をクリック。
入手したファイルを解凍すると、「ipamjm.ttf」というフォントファイルができます。
これを右クリック→「インストール」で、フォントをインストール。
2.アドインのインストール
次に、MS Officeへのアドインを、インストールします。
「CodePlex」の↓のページを開いて、「download」ボタンをクリック。
入手したファイルを解凍します。
Officeのバージョンが2007なら「~2007」フォルダを、2010なら「~2010」フォルダを、
開きます。
そして、Windowsが32bitの場合は「x86」フォルダを、64bitの場合は「x64」フォルダを、
開きます。
(32bitか64bitかの確認は、こちらを参照。)
その中にある「~Setup.msi」というファイルを、実行します。
あとは、指示に従って、「次へ」をクリックしていくだけ。
3.確認・入力
サンプルファイルをダウンロードして、開きます。
↓のように、「辺」の異体字がちゃんと表示されれば、OK。
辞書がまだできていないようなので、異体字の入力がむずかしい。
「辺」の異体字は、↑「サンプルファイル」のコピペがいいです。
それ以外の文字の入力は・・・
ワードやエクセルを開いて、フォントの種類を「IPAmj明朝」にして、
おおよその読み方を想像して、入力します。
変換していくと、「環境依存文字」という注意書きで、出てくるようになります。
たとえば、「よろこぶ」で変換していくと、「七」3つの異体字も出てきます。
あ、もちろんIMEはMS IMEです。
GoogleIMEなどでは、変換しても出てきません。
読み方は、一覧表で探すこともできます。
5万文字以上ありますから、現実的とは思えませんが。。。
読みを入力しても、どうしても出ない文字もあります。
コード入力も試しましたが、うまくいきませんでした。