スパイウェアの起動を警告してくれるソフト

スパイウェアの起動を警告してくれる、セキュリティソフト。
SpyShelter

パソコンが、操作状況を記録する作業をしようとすると、
警告してくれます。

優秀なセキュリティソフトを入れて、マルウェア対策をする。
・・・というのは、ネット時代には常識。
ですが、悪意はネットだけではないかも。
たとえば、会社や学校のパソコンに、
セキュリティソフトに例外設定をして、キーロガーを常駐させたり。

「◯◯さんは、会社のパソコンで、ネットバンクを利用している」
「△△さんは、会社のパソコンで、株取引している」
と聞いたので、その人のパソコンにコッソリ細工して、
アカウント・パスワード・乱数表など、丸ごと盗んじゃう。
・・・なんてことも、ワリと簡単にできちゃいます。

とくに、複数の人が自分のパソコンをさわれる環境にいるかたは、
通常の「感染」以外にも、留意してみてください。

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Vectorのページからファイルを入手→ふつうにインストール。
再起動をすると、常駐するようになります。

クリップボードを使うなど、操作記録するようなソフトが起動すると、
警告を発します。
「場所」の記載内容を見て、自分が了解しているものであれば、
「許可」をクリック。
「現在のコンポーネントに~」と「今回の選択を記憶」にチェックで、
通常は問題ないです。

あやしい警告が出たら、「場所」が示すフォルダを開いて、
内容を確認したほうがいいです。

上記例では、「~wkey101\watchdll.dll」というのが引っかかっています。
そのフォルダを確認すると、「WingKEY.exe」「WingKEY.ini」なんてのがある。
ネットで調べると、こんなソフトで、自分は入れたつもりはない。
・・・となれば、だれかが細工している、ということです。

SpyShelterを一時停止するには、
タスクトレイアイコンを右クリック→「保護を無効化」。

また、タスクトレイアイコンをクリックすると、ウィンドウが開きます。
「ブラック/ホワイトリスト」タブに、許可したもの・拒否したもののリストがあります。
常時許可設定になっているものが、自分が許可したものか、確認が必要です。