今日の職業訓練の授業は、「職業人講話」でした。
ロジカルコンピューターセンターの長谷川社長に、
「良い職業と出会うために」というテーマで、お話しいただきました。
年末のご多忙な中、貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
ボクも経営者の端くれなものですから、
起業家としての視点、雇用する側の視点からのお話は、
共感するところが多くありました。
生徒さんは、就職活動をする側ですから、
わかりにくかったところも、多いんじゃないかな。
ただ、「(長谷川さんは)どんな人を採用したいと思うか」というところは、
生徒さんにズバリのテーマでもあるので、
響く人もいたんじゃないかと思います。
意味がよくわかったかたは、就職活動がまったく違うものになるかも。
ボクは、「職業人には2種類ある」と思っています。
1つは、「時間を投資して、対価を得ている人」。
もう1つは、「自分のテーマと社会的生産を、結びつけている人」。
どちらにも、それぞれの楽しみや生きがいがあり、苦労や困難がある。
こちらがいいとか、あちらにならなければいけないとか、そういうことではありません。
ただ、これからの日本の社会は、後者を強く求めている。
そのことに気づいて、自分自身の人生を見直すことがだいじなんじゃないか。
……長谷川さんのお話も、そういうところにテーマがあったんじゃないかなぁ、
と感じています。
1つの視点からは、就職氷河期、なかなか仕事にありつけない時代。
もう1つの視点からは、仕事やチャンスにあふれた時代。
「自分の職業」を探している人には、すごーくいいお話だったと思います。