安全な日食メガネ

5月21日は、日食が見られます。
関東は金環食が見られますから、ぜひとも晴れてもらいたい。
「日食が近づくと、日食メガネの値段が高騰する」と聞いたので、
今のうちに道具を用意して、教室でも作れるようにしようと思います。

ところで・・・
太陽観測って、じつはとっても危険だそうです。
まったく、知らなかったゾ!

子どものころは、黒い下敷きで、思いっきり眼視してたし。
学生時代だったか、部分日食があって、
そのときは、目を細めて直視していました (・.・;)

「国立天文台」のサイトによると、↓だそうです。
小学生のとき、「すすをつけたガラス板などを使う」って学校で習ったのに。

市販の「日食メガネ」も、危ないものがいっぱいあるとか。
天文教育普及研究会」サイトに、詳しい説明があります。
ただの色付きメガネでは、赤外線はほとんど通過しちゃうんですね。

そこで、安全な日食メガネを作るために、「アストロソーラーフィルター」を購入。
A4サイズで2,800円だから、かなり高価だけど、
金属を蒸着した、安全性の高いものとなると、しかたないか。
生徒さんにも、「日食メガネづくり」をオススメしたいし。

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さて、いよいよ、メガネ作成。
天文ハウスTOMITA」というところに、作り方がありました。
↓「太陽観測フィルターで日食メガネをつくろう」をクリック。

まず、高価なフィルムがシワシワにならないよう、ラミネート。
それを、10cm×1.5cmにカットしていきます。

「天文ハウスTOMITA」の型紙(PDFファイル)は、サイズがズレていたので、
ワードで作ってみました。
必要なかたは、こちらからダウンロードしてください(Word2010ファイル)。

テンプレートに、図形やワードアートで、日食のイメージをデザイン。
光沢紙やスーパーファイン紙など、少ししっかりした紙に印刷します。

切り取った窓穴部分に、10cm×1.5cmのフィルターを貼ります。
両面テープでなくても、窓にかぶらないよう気をつけて、左右をセロテープで貼ればOK。

フィルターをはさみ込むように糊付けすれば、できあがり。

2 thoughts on “安全な日食メガネ

  1. まさか
    作れるとは思いませんでした~。
    1、2個なら既製品を買った方が安いですが、
    量産するなら絶対手作りがいいですね。
    はい、昔下敷きを使って日蝕見ました。
    肉眼でも見ました。
    今さら、危険な行為と言われても・・・。

  2. Re:
    昔は「すすガラスで太陽観察」って、教科書にも出ていたような気がするので・・・
    太陽観察の危険性は、最近言われるようになったんでしょうか。
    考えてみれば、たしかに危険なことしていましたよね。

    市販の「日食メガネ」も、危険なものがいっぱいあるみたいですよ。
    子どもが使うこともあるだろうし、
    どんなフィルム/ガラスを使っているか、チェックしてみたほうがいいかも。

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