「仕事やめて、漁師になろうかなぁ。」
去年の暮れあたりから、家族にそんな話をしてたんです。
ぜんぜん本気にされませんが(^^;
ボク自身も、本気でそう思っているのか、現実逃避や子どもじみた憧れで言ってるのか、区別がつかない。
「なんで漁師なのか」ということは、そのうちということで・・・
そもそも、ふつうの人が漁師になれるのか?
そんなこと考えたら、だれだって調べてみたくなっちゃうよね。
#ボクだけ?(f^^)
ということで、調べてみたら、ちゃんとありました。
http://ryoushi.jp/
毎年夏ごろ、全国各地で「漁業就業支援フェア」というのが行われます。
まずはそれに参加してみること。
5/31、東京国際フォーラムに行ってきました。
全部で200人ぐらいかなぁ、座りきれないくらいの一般の人が集まってる。
北海道から沖縄まで、出展漁業者の自己紹介が行われます。
その後、興味のあるブースを訪問して、具体的に研修の話を進める、という手順です。
ほとんどのところが、「6ヶ月の研修」とのこと。
現状でいきなり6ヶ月、会社を休むワケにはいかないし。
・・・と思ってたら、ありました!
千葉と富山で、「4泊5日体験研修」。
これなら、「素人なんだけど、大丈夫かなぁ」という人には、ピッタリ。
さっそく、ブースを訪ねてみます。
まずは千葉県。
漁協ではなくて、県庁が主催しているようです。
「どうして漁業をやろうと思っているんですか?」
「どんな種類の漁業をやりたいんですか?」
などなど、面接があっていくつか質問されます。
ん~、どうもウケが悪いみたいだぞ。
年齢は46歳、家族もいて、いますぐ収入に困っているワケじゃあない。
「いきなり家族6人が食べていかれるような収入は、もらえないですよ」って。
そりゃ、当然ですよね。
「本気なの? ヒヤカシじゃないの?」って思われてるんだろうな。
となりの席では、いかにも「仕事にあぶれてます」という感じの(失礼(^_^;))さえない男(失礼(^^;; )が面接中。
どうも、そっちのほうがずっと好印象みたい。
いやぁ、場違いだったかなぁ。
たぶん、受入れワクに入れないだろうなぁ。
くじけてはいられない、次は富山県。
こちらは、ワリと好意的にお話を聞いてくれる。
ちょうど隣に船主さんもいて、いろいろ現場の話を聞かせてくれました。
「去年の人は、1日でいなくなっちゃって。せっかく納屋を改造して宿泊できるようにしたのに。」
そっか、やっぱり納屋みたいなところで寝泊りするのね。
ま、それくらいは覚悟しないとね。
帰ろうかどうしようかウロウロしてたら、三宅島のブースの人が声をかけてくれました。
で、即席面接の始まり。
ところが、面接したジイさん、ボクが46歳っていうのを見て、「うちは若い子が中心だから」って取り付く島もない。
すっげー、感じわる(○`ε´○)
オッサンで悪かったなぁ(`へ´)
呼び止めといて、それはないだろ。
ということで、2か所で面接(三宅島除く(^^ゞ)。
「たぶん、年齢で切られちゃうだろうなぁ」と思ってたら、どちらからも「研修参加OK」の連絡が\(^o^)/
距離の問題から、千葉県のほうに参加することにしました。
外房の「大原」ってところで、巻き網船に乗るとのこと。
7月7日~11日、ちゃんと研修できるかなぁ。
いまさら言うのもなんだけど・・・、ふ・あ・ん。
漁師って荒っぽいっていうから、ぶっとばされちゃうかなぁ(・・;)
つづく