日経BPのPC-Onlineの記事で、
Gapminder
Worldというサイトのことが出ていました。
世界中の国のいろいろなデータを、2次元グラフで表示できます。
さらに、過去から現在にかけての変化を、アニメーションで見られます。
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グラフの上の方にある「How
to
use」というボタンを押してください。
動画で、使い方の説明が見られます。
英語ですが、何となくわかります。
サイトを開いたときに、最初に表示されるのは、
「横軸=年収/縦軸=寿命」です。
いちばん上の赤い丸が、日本。
1900年からの変化を見ると、
左下に固まっていたのが、どんどんバラけてきます。
気をつけるのは、横軸は対数目盛(Log)になっていること。
ふつうの目盛(lin)にしてやると、↓のようになります。
単純な「正の相関関係」ではなくなって、イメージがかなり違う。
↓縦軸を「5歳までの死亡率(ふつうの目盛)」に変更すると……
青い丸(アフリカ諸国)では、5歳以下死亡率は10%~20%。
「何が幸福か」は、人それぞれでしょうが、
縦軸をいろいろ変えてみると、なんだか
「幸福と年収は、比例するよ」って言われているようで、反発したくなります。
でも、「強い相関関係がある」というのが、現実だということなんでしょう。
対数を使わないと、
「平均年収が200万円以上だと、それほど差がない。」
「平均年収が100万円以下だと、死亡率や寿命が大きく変化する。」
というのがわかります。
「お金と命は、単純に比例するワケではないが、
年収200万円を切ると、一気に下り坂という危険があるよ。」
とも読めますね。
年収200万は、死守しないと (^_^;)