リモートアクセス・ソフトの比較

リモートアクセス・ソフト「ShowMyPC」を、使ってみました。
英語のソフトですが、日本語の親切な解説ページを作ってくださっている
かたがいます。

同様の仕組みのソフト「CrossLoop」と、比較してみます。

1.
まず、ソフトの仕様ですが、CrossLoopが日本語なのに対して、
ShowMyPCは英語です。
とはいっても、上記「解説ページ」を見れば、英語がわからなくても問題なし。

2.
CrossLoopは、クライアント・サーバーともにインストールが必要ですが、
ShowMyPCは、インストールは必要ありません。
実行ファイルを、ダブルクリックするだけ。

3.
接続には、CrossLoopが「12桁のアクセスコードを入力して、2分以内に」という仕組み。
ShowMyPCは、「5桁+8桁のアクセスコードを入力」だけ。
どちらも、とっても簡単に接続できます。

4.
色の再現性は、CrossLoopのほうが、優れています。
ShowMyPCは色数が少なすぎるのか、写真やグラデーション画像などはかなり粗くなります。

5.
「サーバー側のカーソルが点滅する」という現象は、Windowsの仕様だそうで、
CrossLoopは、点滅してしまいます。
ところが、ShowMyPCは、なぜか点滅しません。
もちろん、サーバー側の人にとっては、点滅しないほうが、違和感がなくていいです。

6.
クライアントから操作した時のレスポンスは、どちらも同じような感じでした。
4の色数を考えると、CrossLoopのほうがかなり重いかと思ったのですが、
差は感じられませんでした。

ということで、
もっとも重要な6に、差が感じられないので、「どちらがいい」と判定できません。
1・4を重視するなら、CrossLoop。
2・5を重視するなら、ShowMyPC。
……となります。

メンテナンスを仕事とする人は、2を重視するから、ShowMyPCかな。