将棋ソフト「Bonanza Feliz」

無料なのに、最強クラスの将棋ソフト「Bonanza」が、
Bonanza
Feliz
」という名前で、リニューアルのようです。
今年の世界コンピュータ将棋選手権では、5位だったようですが、
常連参加で、プロ級の腕前。

新しいBonanza
Felizは、
複数のBonanzaさんが考えて、次の一手を合議制で決めるそうです。
おもしろい発想ですね。

↑のリンクからダウンロード→解凍して、
「winbin」フォルダの「Csa.exe」をダブルクリックで、起動します。

注意事項はreadme.txtに書いてありますが、
右クリックしちゃうと、固まってしまいます。
そうなったときは、いったんウィンドウ外をクリックしてアクティブでなくしてから、
再びウィンドウをアクティブにすると、普通に指せるようになります。

おもしろいのは、「Bonanza
Feliz」という別ウィンドウ(上図の上側ウィンドウ)が出て、
「Score」欄に「現在の優劣」が数値で出たり、
どんな手を協議しているか表示されたりします。

将棋なんて、何年もやっていないけど、
小学校の卒業文集では、「将来の夢は、プロ棋士」と書いたくらいの腕前 ( ̄^ ̄)
一局、お手合わせ願おう。

……と挑戦してみましたが、何度やってもコテンパンにやられます (ノ_<。)
ホント、容赦なく強いです。
ふつうの将棋ソフトは、強さレベルを調節できますが、
Bonanzaはそんな甘っちょろい機能はないので、
このままでは、遊べたものではありません。

そこで、「将棋の腕を鍛えるソフト」という位置づけで、利用してみました。
一手指すたびに、「Score」欄の数値が変わります。
不利(数値が減る)になったら、待ったしちゃう (^^ゞ
考え直して、別の手を指してみる。
どう指すのが正解だったのかわからないときは、
「先手=Computer/後手=You」に変えて、指し手を教えてもらっちゃう。

これをくり返して、最後まで指します。
終了したら、もう一度、手順を復習する。
そんなこと毎日やってたら、ものすごく上達しそう。

↑20回ぐらい待ったして、ようやく勝てた図。

「待った」のしかたは、
1.「Play」メニュー→「Pause」
2.指し手を戻したり進めたりして、再開したい局面に移動。
3.「Play」メニュー→「Start」→「新規にするか」と聞いてくるので「いいえ」を選ぶ。
4.先手・後手を、Bonanza(Computer)・人間(You)で指定して、「OK」。

いやぁ、勉強になります。
プロに弟子入りして、マンツーマンで指導されているようなもの。
定跡などは本で勉強して、Bonanzaで実戦トレーニングをくり返したら、
プロになれそう。