小学校のサマースクール

今日は、近所の小学校で、パソコンの講習をしてきました。
生徒さんは全部で18名、
保護者のかた2名と、学校の先生がたが、
とても熱心に、お手伝いしてくれました。
ありがとうございます。

内容は、
・BIBI軍曹のタッチタイピング練習(過去の紹介記事はこちら
・ネットで、イラストや写真のダウンロード
・ラベルメイトで、うちわの作成

イラストと文字を入れたうちわを、サンプルとして用意していきました。
あと、ちょっとあざといのですが (^_^;)
「嵐」の写真をちりばめたうちわも。
「コテコテすぎるかなぁ」と思ったら、単純に好評。

Webからの画像ダウンロードをやったので、
「イナズマイレブン」「ウサビッチ」「テニスの王子様」などの
うちわを作る子もいて。
時間の関係で、かなり雑になったけど、まずまずだったかな。

意外なことに(と言っては軍曹に失礼)、BIBI軍曹が人気でした。
「タッチタイピングができる」という子はいませんでしたが、
30分程度の練習で、見ないでそこそこ打てるようになる子も出てきて。
子どもは、学習能力が高いです。

もしかしたら、今後、この小学校の授業で、使ってもらえるかもしれません。
作者を差し置いて恐縮ですが、ぜひ使っていただきたい。
BIBI軍曹は、発言内容もしっかりしていて、オススメです。

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以前、空想論を書いたことがありますが、
現実と理想のあいだには、大きな隔たりがあります。

最近、「知識よりも検索力」ということが、言われています。
知識を過小評価した極論もありますが、
「今後は、パソコン・インターネットを活用できるかどうかが重要」
ということは、間違いないと思います。
そんな世の中で、「タッチタイプができない」というのは、文盲に等しい。
(すみません、言い換えがうまくできなくて、不適切な用語です。)

ところが、いまの初等教育でのパソコン指導は、
初歩の初歩であるタッチタイプさえ、ロクに指導していない。
マウスをちょこまか動かして、パソコンが出来るつもりになっている未開人を
生み出している。

「小学生のパソコン教育」を設計している偉い人たちは、
はたして、パソコンを毎日、どのように使っているのでしょうか。
ワードの表組みに四苦八苦しているような、未開人なんじゃないか。
子どもたちは、未開人に、文明開化を指導されているんじゃないか。
……そう疑いたくなります。

ちょっと大げさな言い方をすると、
これからの富国強兵には、パソコン力が必須ではないかと思うのです。

義務教育を修了した者はだれでも、
人工知能に話しかけるようにすばやく、検索ができる。
メールでのコミュニケーションや、簡単な表集計なども、自由にできる。
中級以上の者は、マクロなど簡単なプログラミングをして、
パソコンのちょっとした動作なら、コントロールできる。
そんな力が、必要です。

生徒さんたちには、楽しんでもらえたようでよかったけど、
こんな状態で、いいのかなぁ。
10年もしたら、円はルピーに負けているんだろうなぁ。
……なんて思う一日でした。