おととい、ランチを食べに商店街に出たとき、ちょっとした事件にあいました。
自転車の前と後ろにチャイルドシートをつけたお母さんが、三井住友銀行の前で、自転車をとめようとしている。
ヨッコラショと後ろのお姉ちゃんを下ろしているとき、自転車が倒れてしまったんです。
前に座っていたのは、1歳ちょっとぐらいの男の子かな。
倒れた拍子に側頭部を打って、大泣きして。
シートベルトをしていたので、ころがり落ちたりせずにすんだし、チャイルドシートの側部がクッションの役割をしたので、それほどの強打ではなく、外傷もありませんでした。
「だいじょうぶですか?!」と駆け寄って、子どもの様子を見たのですが・・・
お母さんは、たぶん気が動転しているんでしょう、いきなり自転車を起こそうとあわててるんです。
ボクもアタフタしてしまって・・・
子どもの安全確保をしながら、自転車を起こすのを手伝って、そのまま立ち去ってしまいました。
子どもに深刻な症状がなかったので、大丈夫だとは思いますが。
ただ、頭を打っている現場を見ているんだから、落ち着いてそのことを母親に告げるべきでした。
このあと、子どもの様子を注意深く観察すべきだと、ちゃんと伝えるべきでした。
自転車のチャイルドシートは、ホントに危ないです。
気軽に子どもを乗せて、スイスイと疾走しているお母さんをよく見かけますが・・・
「危険なことをしているのだ」という自覚のないことが、もっとも怖い。
このことについては、別に、コラム↓でも書いたことがありますが。
http://219.121.16.200/~noryyasuda/column/column200501.htm
子どもを乗せて走ることだけでなく、自転車って、「無法地帯」ですよね。
田舎はそんなでもないのかもしれないけど、都市部ではかなり危険だと思います。
車のように「人を傷つける恐怖」ではなく、「乗っている人が傷つく恐怖」があります。
「高齢者が、後方確認もせずに、ふわ~っと斜め横断する」「一時停止を無視して、交差点に突っ込む」「歩道の切れ目も、安全確認をせずに突っ走る」なんてのを、毎日のように目にします。
まあ、自分だって、子どものときは、自転車の乗り方がメチャメチゃだったし・・・
とても、人のことを言えた義理ではないんですが r(^^;)
しかし、車の運転者になってみると、自転車の危険運転のことが、ホントによくわかります。
自分の幼少期の悪行三昧(^^;を反省して、子どもにはかなりしつこく自転車教習をしてます。
次女は、握力不足で急ブレーキがかけられないため、自転車禁止です。
「そんな大げさな」という人もいるかもしれませんが、「それくらい真剣に考える意味がある」と思うんです。
「自転車も免許制度を取り入れたらどうだろう」とも思ったのですが・・・
そこまでの管理統制をされてしまったら、住みにくくなっちゃいますよね。
でも、「おまえなんか、免許取消だ!」って叫びたくなるような運転をする人も、いっぱいいます。
小学校で、自転車教育をやってますよね。
そのとき、「安全運転者証」を取得する試験を義務付けるようにするとか。
まず、親や学校側が自転車の危険を認知して、子どもへの指導内容をもっと充実させていく、というのが一番現実的な対策なのかなぁ。