読売新聞が、「ヨミドクター」という有料サイトを開始しています。
健康・医療・介護に関するサイトです。
とくに「病院の実力」は、おもしろい。
「神奈川県の病院で、胃がんの手術実績や患者数ランキング」
などが、調べられます。
「病気ごとに、治療法や、その病気との付き合い方」の説明があったり。
「医療相談」のコーナーもあります。
「コラム・ブログ」コーナーに、「高齢者の性」というのがあります。
読売新聞は、昔から「性」をテーマにするのが好きなようで。
チャレンジャー精神があって、おもしろい。
ただし、多くが有料!
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テレビや新聞はいま、ネットに押されて、収益がかなり悪化しているとか。
たしかに、ニュースなんて、ネットで見たほうが早いですから、
新聞は、折り込みチラシ程度しか見ないです。
ニュースもテレビ欄も、ネットで事足りるし、
最近は、地域のチラシも、ネットで閲覧できるようになってきている。
新聞とらなくても、困らなくなります。
目先は、「新聞代がかからなくて、ラッキー」と思ってしまいますが……
新聞社がどんどんツブれちゃうと、世論形成の重要な力が欠けてしまいます。
ニュースソースの寡占化も、進むでしょう。
また、情報リテラシー(情報の判別能力)の格差が、異常に広がる危険もある。
情報がコントロールされ、世論がコントロールされる恐れがあります。
いまでも、テレビや新聞の意見をリピートしているだけの人が多いのに、
さらにそんな状態が進んでしまうかも。
新聞社も、健全な活動のためには、収益を上げなければいけませんから、
「ネット上の記事も、有料にしよう」となります。
アメリカでは、すでに有料化が始まっています。
読者にとっても新聞社にとってもメリットのある、
健全な有料化ができるといいのですが。