フォルダーにパスワードを設定 or 隠す

「共有パソコンだけど、個別のログオンIDを作っていない」
という会社も、多いんじゃないかな。
業務の関係で、そのほうが都合がいいということもあります。

でも、何かの都合で、そのパソコンに個人情報ファイルを置くことも。
教材作成の材料として持っていった、個人の住所録ファイルとか、
FTPのテストのために持っていった、個人管理のFTPサーバー情報とか。

「このフォルダーだけ、パスワード設定したい(あるいは隠したい)」というとき、
ベンリなソフトです。

Mirage Colloid

金庫ソフトというと、圧縮するタイプが多くあります。
また、有料ソフトでは、妙に動作の凝ったものもあったり。
「Mirage Colloid」は、圧縮もしないし、動作もとても軽いです。

また、このソフトのいいところは、
「パスワード設定しているフォルダがあることに、だれも気づかない」
というようにも、設定できるところです。

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1.インストール
Vectorのページからダウンロードしたファイルを、解凍します。
できた「Mirage.exe」だけあれば、OK。
このファイルを、どこか忘れない場所に、保管します。

「msexec.exe」とか、なんとなくシステムっぽい名前に変えちゃって、
Cドライブのルートにでも移動したら、まず気づかれません。

2.設定
1のファイルを、ダブルクリック。
最初だけ、検索パスワードを設定します。
だれかに、偽装ファイルを移動されちゃったときに、使います。

ウィンドウが開いたら・・・

隠したい(あるいは偽装したい)フォルダを、ドラッグ&ドロップ。

何に偽装するか、選びます。
「フォルダの属性」を「隠し属性」にした場合、デスクトップ以外の場所だと、
偽装ではなく、まったく消滅してしまいます。

「全て偽装」をクリック。

Mirage Colloidを起動されちゃうと、カンタンに偽装解除されてしまうので、
「起動パスワード」→「設定する」で、パスワード設定します。
(最初の、「検索パスワード」と同じでもかまいません。)
これで、パスワードがなければ、Mirage Colloid自体を、起動できなくなります。
(「偽装パスワード」を設定すれば、Mirage Colloidを起動されても偽装解除されませんが、
起動自体されないほうが、手っ取り早い。)

※注意
パスワードを、忘れないこと。
忘れたら、当たり前だけど、金庫は開きません。