カラオケ作り

「ボーカルキャンセラー」というソフトを使って、カラオケを作ってみました。
以前紹介した「ボーカルリデューサー」(以前の記事)との比較も、やってみました。

ソフトは、
ボーカルキャンセラーは、「Art
Studioまほろば
」のページから、
ボーカルリデューサーは、「LimeTarte」のページから、
ダウンロードできます。

曲は、男声2曲、女声2曲の、つぎの4つで試してみました。
①Chemistry 「Once
Again」
②Mr.Children 「HANABI」
③アンジェラ・アキ 「ダリア」
④プリンセスプリンセス 「DIAMONDS」
なぜか④だけ、懐メロ(^_^;)

それぞれの特徴を、まとめてみます。

1.ボーカルキャンセラー
WAV形式のみサポート。
曲を再生しながら、ダイヤルで調整して、
ボーカルが消える位置を探すことができます。

ただ、ボーカルは小さくなってくれますが、きれいに消えません。
何を歌っているのか、聞き取れる程度に、声が残ります。

変換後は、モノラルになってしまいます。

2.ボーカルリデューサー
以前紹介したときから、バージョンアップしています。
以前より、圧倒的に性能が上がっているように感じます。
「ヘルプ」には「キーチェンジができる」とありますが、
このバージョンでは、その機能はなくなっているようです。

複数形式をサポートしますが、WAVならコンバートの時間が省略できます。
変換を実行しないと、変換後の曲の様子を聞くことができません。
(変換中に、再生を開始できます。)

ボーカル音は、かなり小さくなります。
①②は、ほぼ「消えている」と言っていいくらい。
③④は、「何か歌っている」という感じ。

変換後も、ステレオのままです。

どちらも、コーラスは残るので、
「コーラスの音程をとる」というのにも、使えます。

この4曲で試した範囲では、「ボーカルリデューサー」のほうが、優れています。
③では、ステレオであることが災いして、
変換後、音が左右に揺れ動いてしまいますが・・・
Rip
AudiCOなどを使ってモノラルにしてやると、落ち着きます。

実用的なカラオケを作るには、
複数のソフトを組み合わせて、使ってやる必要がありそうです。
明日、その手順を、まとめてみます。