迷惑メールの除去法

PC-Onlineに「迷惑メールの除去法」が載っていました。
自分がふだん使っているメーラー(メールソフト)を使ったまま、
Gmailの迷惑メール対策機能をフィルターにしてしまおう、
というもの。

使い慣れたメーラーを、このまま使い続けたい。
でも、迷惑メールが増えてきてしまって、困っている。
---という人には、うってつけ。


Gmailは、迷惑メールを、自動的に「迷惑メール」トレイに移動してくれます。
その精度は、かなり高いように感じます。
「このメルマガは読まないけど、おつきあいで取ってるから、解除できないし。」
なんてメールも、一度、「迷惑メール」トレイに移動してやればOK。
そして、Gmailでちゃんと受信トレイに来たものだけ、自分のメーラーで受信する、
という仕組み。

以前は、Thunderbirdというメーラーの迷惑メール除去を使っていましたが、
それより、格段に優れているような。


ということで、いちばんいいのは、
「Gmailを使う」
うん、それがオススメ!


ですが、
「お気に入りのメーラーがあって、それを使いたいんだ」とか、
「どうしても、Gmailに馴染めないんだ」という場合は、
この方法を使うといいです。

プロバイダの「迷惑メール除去機能」は有料ですし、
万一、プロバイダ(メールアドレス)を変えたら、また一から学習させないといけない。
「Gmailを、フィルターとしてだけ、使っちゃう」という方法なら、
こうした問題は、ありません。



根本的な解決法は、
「迷惑メールを送る連中は、徹底的に取り締まる」
というルールを、(日本だけでも)確立することだと思います。

「表現の自由の問題などがあって、それはむずかしい」
という人もいるでしょうが、
児童ポルノでは、表現の自由を乗り越えて、
国際的に取り締まりができています。

「ボットネットなど、本当の送信者を特定するのがむずかしい」
というケースもあるでしょうが、
出会い系や金融関係のスパムなら、要するに広告ですから、
「現実的な、迷惑メールの依頼主」は見つけられます。
オトリを使って取り締まってもOK、と法改正しちゃうとか。

以前は、捨て看板も、だいぶ社会問題になりましたが、
条例で「設置者も広告主も取り締まる」という自治体が増えているせいか、
最近は、あまり見かけなくなりました。
同じ理屈で、国内法で実質的に取り締まっちゃう、
とならないかなぁ。