SkyDriveにバックアップ

「SkyDriveにバックアップ」を、なるべく手軽にする方法ですが、


1.Gladinet Cloud Desktop(過去の記事・テキストはこちら)を常駐させて
自動バックアップ

Online Backup機能を使って、目的のフォルダを、
定期的(デフォルトでは5分毎)にバックアップさせます。
(設定方法は、下記「補足」)

パソコンに常駐するので、
高性能でないパソコンだと重く感じるかもしれません。
また、「定期的(5分毎)」なので、
終了間際に更新したファイルは、ちゃんとバックアップされない可能性もあります。
ミラーリングは行われず、
新しいファイルの追加と、書き換えたファイルの更新のみです。

ですが、動作に問題のないパソコンであれば、
もっとも手軽な方法です。


2.SDExplorer(SkyDrive Explorerが名称変更、過去の記事・テキストはこちら)に
必要なファイルをドラッグ&ドロップ

とっても原始的 (^。^;)
「シャットダウンの前にバックアップ」という習慣を、つける必要があります。

USBメモリがよほどイヤでなければ、
「BunBackupで、USBメモリにバックアップ」という作業を、
スタートボタンにバッチファイルで登録(以下参照)
としたほうが、スマートです。


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以下、試行錯誤の内容です。
自分でも試してみるというかたは、参考にしてみてください。


「シャットダウン時に、自動的にSkyDriveにバックアップ」
というのが、やりたかったんです。

SkyDriveにドライブレターを与えて、
YCOPYやBunBackupなどでミラーリングして、シャットダウン。
それらの作業をバッチ化して、スタートボタンに登録。
……これで、できると思ったんです。

具体的には、

Gladinet.lnk    ←Gladinetを起動して、SkyDriveをZドライブに。
ping localhost -n 15 > nul   ←SkyDriveにログインするまで、pingで時間稼ぎ
BunBackup /AUTO:c:backupbackup.lbk   ←BunBackupを自動実行。
shutdown -s  -t 20    ←作業終了後にシャットダウン

というバッチ処理を、↓スタートボタンに登録します。


シャットダウンしたいときは、これをクリックするだけ。
……という感じです。



ところが、問題点が2つあって、断念しました。


①Gladinetは、アップロードなどのタスクをいったんキャッシュするため、
作業が終わる前に、シャットダウンされてしまいます。
そもそも、Gladinetは、BunBackupやXcopyなどで指定されたタスクは、
キャッシュに残るだけで、実行されないようなのです。

そこで、
SkyDrive Simple Viewer for WebDAV」でWebDAV URLを取得して、
「ネットワークドライブの割り当て」で、それにドライブレターをつける。
……としてみました。

この方法は、XPはそもそもサポートされていないのか、認識されず。
Vistaは、ちゃんとZドライブになりますが、
再起動のたびに、Zドライブの接続が切れてしまって、再割り当てが必要になります。

現状では、安定的にSkyDriveにドライブレターを割り当てることは、
できないのでしょうか?


②SkyDriveへのミラーリングのため、
BunBackup
SimpleFolderMirror
などなどを試してみましたが、
バックアップ元のフォルダで消されたファイルが、SkyDriveでは消されない。
なぜか、追加書き込みだけ(Xcopyと同じ)になってしまうんです。

これは、Gladinetで自動バックアップを行っても、同じです。



「補足」
Gladinetで、自動バックアップの設定方法は……

常駐している、ツールバーのアイコンをクリック
→Tools
→Quick Launch Pad
で、「Create a Online Backup Task」で設定できます。