マニュアルどおりの「サービス」

典型的な「マニュアル人間」に遭遇しました。

ソフトバンクの携帯電話の督促状が、うちのNPO法人に来たんです。
事情があって一時的に理事になった人が、名義を使ったようで。
正しい請求先をお知らせするために、「お客様サービス」に電話しました。

そのときのオペレーターの女性が、二言目には「ありがとうございます」って言うの。
べつに、な~んもありがたくないぜ ヾ(–;)
あんまり何度も「ありがとうございます」言うから、「はい」って返事をしないでいると、向こうもずーっと無言。
「相手が返事するまで待て」と教えられているのかも。

で、何かにつけて「担当の者に確認してまいりますので、少々お待ちください。」
あんまり何度も待たせるんで、

ボク「こっちも仕事中なんで。担当の人に確認してもらって、必要があったら電話ください。電話番号はXXX-YYY-ZZZZです。」
女性「ありがとうございます。確認いたします。XXXの・・・」
ボク「・・・・・・」←ちょっと意地になってる(^^ゞ
女性「・・・・・・」
ボク「はい」
女性「YYYの・・・」

やっぱり、「はい」って言わないと、反応しない(~_~;)
で、挙句の果てに、

女性「折り返しお電話でよろしいか、担当の者に確認してまいりますので、少々お待ち下さい。」
ボク「いや、確認してもらって、ボクに電話する必要があったらすればいいし、必要なければしなくていいから。」

ボクが話をしたオペレーターさんは、もしかしたら、かなり進歩したロボットだったのかもしれない。
最近は「お客様サービスセンター」をインドに作るのが流行ってるそうだから、徹底的にマニュアル教育されたインド人だったのかも。
いや、インド人オペレーターは優秀だって言うから、やっぱりロボットだ。
・・・そんな空想を、してしまった。

大量の電話を「処理」していかないといけないから、マニュアルがきちんと決まっている。
それは、しょうがないかなぁと思う。
でも、最近の言葉で「KY(空気読めない)」って言うんでしょうか。
「いくらなんでも、この対応はおかしい」って、常識でわかることもある。
せめて、場の流れですぐに理解できることぐらい、自分で判断させてあげても、いいんじゃないかな。