電子申請

「電子申請はムダ」という記事が、新聞に載ってました。
今日の読売新聞に載っていますが、読売Onlineでは昨日になっています。

日経PC21の記事でも、こんなのがありました。

インターネットは、ボクらの生活をとても便利にしてくれるものです。
役所でのいろいろな手続きなど、これを使えば、ものすごく効率化できる。
長時間待たされたり、あちこち移動したりしなくても、
必要な手続きが、短時間で、手軽に、正確に、できるハズなんです。
民間の電子商取引の世界では、それが当たり前。

Yahoo!や楽天の買い物だったら、
欲しいものを選んで「会計」をすれば、
入力すべき必要事項が出てきて、
記入をして送信ボタンを押せば、それでOK。
クレジット決済なら、翌日にはちゃんと品物が届いたり。
ラクだし、品揃えは豊富だし、間違いないし。
これが当たり前で、「購入するのが、すごーく面倒」なんてネットショップは、
生き残れるハズがない。

ところが、お役人の世界では、この「当たり前」が通用しないのが当たり前。

6月のブログの後日談ですが……
法務局のオンライン申請が、どうしてもできなくて。
しょうがなく、半日かけて、横浜地方法務局に行ったんです。
窓口には、書類を審査する係の人が、2名。
たいていは不備があるようで、1度めの人は、不備を指摘されて修正しに行く。
2度めの人は、修正箇所を確認されて、受理される。
要するに、「大半の人が不備を出してしまう仕組み」になっています。

その窓口の人に、「オンライン申請しんただけど、できなかった」って言ったら、
「そりゃ、そうでしょう」と、さも当然といった様子なんです!

大半の人が不備を出す仕組みを、放置している。
自分たちでも「できるワケない」と思ってるものを、推奨している。

役所の世界って、摩訶不思議 (?_?)